ガステリアの基本情報
学名:Gasteria
科名 / 属名:ススキノキ科 / ガステリア属
ガステリア・ピランシー
Gasteria pillansii
葉の表面はなめらかで、葉先は丸い。大きく育てると、扇状に重なった葉は見ごたえがあるサボテン。
特徴
ガステリアは、アフリカ南部に分布している多肉植物です。属名のガステリアは、花の形が胃(gaster)の形に似ていることが語源となっています。古くから栽培されていて愛好家に人気があり、葉の色や模様、形、斑入りのものなど、さまざまな愛好家好みの品種がつくり出されてきました。葉は乾燥に耐えるため肉厚で、臥牛(がぎゅう)は葉が左右に規則正しく重なり合う古くから日本で栽培されている種類です。らせんのようにいくつもの葉を重ね合わせて成長する「春鶯囀(しゅんのうでん、Gasteria batesiana)」や、断崖の岩場にぶら下がって生える「ラウリンソニー(G.rawlinsonii)」のような種類もあります。
成長は遅く、夏場の直射日光が当たると葉焼けを起こしてしまうので、1年を通して明るい日陰で管理します。また、ときどき鉢の向きを変え、日の向きで葉が一方に片寄らないようにします。低温には強いですが、凍らないように冬は室内で管理します。暗い日陰で長期間栽培をしてしまうと、葉が薄くなり、間のびしてしまいます。一度葉が間のびしてしまうと、成長の遅いガステリアは、初めの姿に戻るまで数年がかかるので、暗すぎる場所での栽培は避けましょう。
※科名:ツルボラン科、ユリ科で分類される場合もあります。
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基本データ
園芸分類 | 多肉植物,観葉植物 | ||
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形態 | 多年草 | 原産地 | アフリカ南部 |
草丈/樹高 | 4~30cm | 栽培難易度(1~5) | |
耐寒性 | やや弱い | 耐暑性 | やや弱い |
特性・用途 | 常緑性 |