●マレーシアからボルネオ島、スマトラ島それにフィリピンに分布しています。標高800~2000メートルの苔生した雨林に生え、蔓性で長さは4メートルほどになります。食虫植物です。蔓の先端に捕虫嚢があり、入口の密腺に誘った虫を捕獲します。捕虫嚢の色は淡い緑色ですが、しばしば淡赤色や暗赤色、紫色などの斑が入ります。
●ウツボカズラ科ウツボカズラ属の常緑多年草で、学名は Nepenthesalata。英名は Winged nepenthes。
管理方法
光:明るい場所を好む植物です。暑さには弱いですので、真夏日は、軒先や木陰などの半日陰の場所へ移動してあげます。
温度:年中20℃以上の場所が望ましいです。10℃以下ですと、袋ができにくくなったりします。 また、湿度を好みます。霧吹き等で湿度を保つようにしてください。乾燥している場所等に置いていますと、枯れてしまうことも多いです。
水:湿気を好む植物
鉢皿などを敷いて、水をためておくだけでOKです。あまり溜めすぎると根腐れしたりしますのでご注意願います。年中、水を切らせないようにしてあげるのがコツです。また、水やり等、1日2回程度、葉水も与えるようにし、袋の中にも少々、水を溜めてあげると良いでしょう。
特徴:捕虫袋を作る代表的な食虫植物です。
袋の底の部分に、消化液を溜め、虫を捕らえると、消化液で溶かして栄養分を吸収します。
土:水コケ等に植え込み、保水性を高めてあげます。
肥料:ほとんど必要ありません。たまには1000倍程度に薄めた液肥を与えるのはかまいません。袋の中に、薄めた液体肥料を与えると、袋の状態がよくなります。
つるの先端に袋がつきます。ぶら下げておいたりして管理したりしますが、乾燥には、くれぐれも注意してください。少々の霧吹き程度では、すぐ乾燥してしまいます。湿度を高く保ってあげることがコツです。
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