ハエトリソウは食虫植物の中で最も有名で、瞬間的に獲物を挟み込む動きは感動的。ダーウィンが熱心に研究に取り組み、「世界で最も不思議な植物」と呼んだ事でも知られます。
この不思議な植物、今ではホームセンターや園芸店などでも手に入るため、名前や姿を知っている人も多いと思います。ただ、意外にその生態や育て方については知られておらず、枯れしてしまった方も多いかも知れません。
ハエトリソウは北アメリカのノースカロライナ州とサウスカロライナ州の湿地帯に自生しています
ハエトリソウはジャングルの奥地に生えていそうなイメージですが、実際には下の写真のように湿地帯に控えめに咲いています。
ハエトリソウの植物としての分類
ハエトリソウは最も有名な食虫植物で、学名をDionaea muscipula(ディオネア マスシプラ)と呼び、和名ではハエジゴクやハエトリグサとも呼ばれます。英名ではVenus Flytrap(女神のハエトリ罠)と呼ばれていて、二枚の歯のトゲを女神のまつ毛に見立てたことから由来しています。
ハエトリソウのトラップのメカニズム。
ハエトリソウは二枚貝のようになった葉で虫をパクッと挟み込むトラップで知られています。この植物が発見された当時は多くの人々に衝撃と感動を与えました。
進化論を提唱したダーウィンもこのハエトリソウには非常に興味を持ち「世界で最も不思議な植物」と呼び、この葉が閉じる仕組みの解明に研究を重ねたといわれます。
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