リトープスとは
リトープスは、「メセン(女仙)類」や「メセンの仲間」と呼ばれる多肉植物の代表的な属の一つです。上から見ると扁平な球形の葉が2枚合わさった形をしていますが、横から見ると融合しており、ユニークな形をしています。
自生地の多くは砂利の多い砂漠や岩場で、周辺の石や砂利に似た色合いや模様をもって「擬態」をする植物としても知られています。株(葉)の色は変化に富んでおり、緑、茶、クリーム色、灰色、白色、濃紅色などのものが存在します。園芸的には株の地色とあわせて、葉の上部の平坦な部分に出る模様とその色合いの妙を観賞し、さまざまな園芸品種も作出されています。
リトープスは同じメセンの仲間のコノフィツムなどと同じく「脱皮」をする植物としても知られます。1年に1回、外側にある古い葉がしおれていく中から新しい葉が形成され、まるで脱皮をするように展開していくサボテン。
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一般的にタネから育てられた株が流通するので、同じ種類や品種の株でも個体差があります。
学名:Lithops
その他の名前:イシコロギク
科名 / 属名:ハマミズナ科 / リトープス属
オリーブ玉
Lithops olivacea var. olivacea
「大津絵」に似るが、模様の境界線がはっきりとせず、全体的に明るい緑色。黄花の中型種。